2012/03/20

チョイっといい話



ヌエのブログ、春フェアのハナシばっかになりそうなので、

以下、チョイっと涙が出そうな感動的なハナシを載せます、、、、、

TAIPEI NAVIというHPで見つけた台湾の田舎に日帰りで行った

日本のヒトのハナシです、、、、、

ほんと、また、はやく台湾に行きたいっす。。。。。。

以下、抜粋コピー

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偶然、乗客の一人が日本語の話せる若い方でバスの運転手が乗換駅まで
ついていって説明をしてあげてよみたいなことを言ったのか、彼は自分の
降りる竹東駅で降りずに乗り換えの所まで来てくれ、乗るバスを教えてくれ、
行く時と帰るときにバスの運転手に見せる紙を描いてくれました。

乗換駅にいる人達も興味津々に私達を見ていて、全然英語も日本語も話せ
ないのに話しかけてくる人や、日本語世代の人達が多かったので、カタコトで
話しかけてくれる人がいました。また、みんな親切で雨が降っていたので
自分の傘を持って行きなさい、便利だよというおばさんや、降りるときにちゃんと
降りてくるか見守ってくれるおじさんなど、本当に心温まる人たちでした。

さて、降りたはいいけどどちらに行けばいいかなとキョロキョロしていたら、
さっきのおじさんがどこに行きたいの?日本語で話しかけてくれて、ナビさん
の冊子の写真を見せたら、連れていってくれて、天水堂では、突然、呼び鈴を
鳴らして中を見せてくれるように頼んでくれました(もちろん無理でしたが、、、)。

そろそろお昼にしようかと3人で食堂に入り、おじさんも好きなものを食べてと
注文して待っているときに、また突然、外の方に行っておみやげを買ってきて
くれてびっくりしました。ご馳走するお礼かなと思ったら、いつの間にかお勘定も
済ましていて、それは申し訳ないから絶対にダメだという母の申し出もことわり、
いいからいいからというおじさん。

おじさんは77歳で、小さい時に3年日本語を習っただけだけど、ちょっとした会話
は出来ました。じゃあお礼の手紙と何か贈ろうと住所を聞いて紙に書いてもらい
ました。次に、擂茶屋さんに行きたいといったら、食堂のお姉ちゃんが案内してく
れて、そこで擂茶のおみやげを買い、そのすり鉢も買いたいなといったら、みん
なにびっくりされたけど、おじさんは他の売っているお店まで案内してくれて、一軒
目は高かったので迷っていたら、つぎのお店まで連れていってくれてそこは小さく
て手頃なのがあったのでそれに決めました。そうしたら、またおじさん、いつの間
にかそれも払っていてくれて断ってもお金も受け取ってくれずににこにこしている
のです。

そこのお茶屋さんのおじさん91歳の方(それもこのおじさんが隣の家から呼び出
してくれた)は日本語がペラペラで、これも何かの縁ですから、気持よく受け取っ
てください、このオウさんはいい人です、私もいい人です。とみんなニコニコしてい
てそんなに深刻に考えないでといった感じでした。

帰りもバスまで案内してくれて、(今度はちゃんと観光バスで新幹線の新竹駅に
行くやつ)バスの運賃まで出してくれたんです、また、バスの運転手に私がお金
を出しても受け取らないんです。母はずっと、嬉しいけどそんなにしてもらって
申し訳ないと言っていました。

乗り換えのたびに30分以上待って、結構雨も降っていたのでゆっくり観光は出来
なかったけど、そのおじさんのおかげでこの旅がとても印象深いもので終わり、
帰りの飛行機のなかでおじさんの人柄、あのような優しく穏やかな毎日を送るの
が夢だなと考えると涙が出てきました。

台北や、九份、陶器の町などの観光地も色々行ったけど、ここは特別でした。
私の人生観に触れるほど、強烈な印象の場所でした。
ありがとうございました。